02 | 2024/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
主にPSU活動がメインだと思います!
他には下手糞なイラスト描いたりなんだり・・・。
1st:エヴァンジェ ヒュマ子AF
2nd:バーテックス ビス男FM
3rd:リフレイン キャス子GM
4th:レナ・D・ウィンスレット ニュマ子MF
ユニバースは適当に遊んでます。
どうでも良いブログですが良かったら、見てくださると嬉しい限りですー!
いないとは思いますが、イラストの無断転載はおやめください。
何かあればコメントしてくださるとありがたいですっ
ーガーディアンズ個人ルームー
「うっ・・・ここは・・・どこだ。」
アリオスが目を覚ますとベッドに体を預けていた。
そして、そこは明らかに女性の部屋であることが分かった。
部屋は甘く良い香りがしていて、窓から吹きかける風が気持ちよくリラックスさせてくれる。
聞き耳を立てると奥の部屋の方でなにやらリズムよくトントンと何かを切っている音と唄が聞こえてきた。
まるで母親が子供をあやしつけるつけるような子守唄のよう・・・とても綺麗で透き通るような声だった。
そして1人の女性がアリオスの部屋に入ってきた。
「あらぁ~、目を覚まされたんですねぇ~。」
その女性は前にアルテラツゴウグ討伐の時に一緒になったエリーナだった。
アリオスが体を起こすと、エリーナはニコリとアリオスに笑顔をして口を開いた。
「あなたがフォランの滝で倒れているところをソル君が見つけて、ここまで運んできたんですよぉ~。」
「そうか・・・俺はあの後、気を失ってたんだな。」
黒騎士との戦いで意識を失ったアリオスをたまたまフォランの滝に来ていたソルが見つけ、急いでエリーナの部屋まで担ぎ込んできたと言うことだ。
「何があったかは知りませんが、今ソル君がレナさんとカノンさんに連絡を入れてこちらに向かわせているそうですよ~。」
「すまない・・・。色々と迷惑をかけてしまったね。」
「いいえ~、全然構いませんよぉ~うふふ。」
『・・・』
2人の目が合う。
アリオスはエリーナの澄んだ瞳に一瞬ドキリとし、顔を少し赤くした。
エリーナはそれを知ってか知らずか、クスクスと笑った。
「あ・・・その・・・なんだ・・・。ソ、ソルとは同居してるのかな?」
「えぇ~。特に付き合ってるわけではありませんが、お互いの理解が一致した上で住んでます~。」
「そ、そうなんだな。いや、別に少し気になっただけなんだ、ごめん。」
「謝らなくても良いんですよぉ~クスクス。」
2人が話しているところにふいに奥の部屋の開く音が聞こえた。
ドタドタと足音を立てて汗をかいてる2人がエリーナとアリオスがいる部屋に入ってきた。
「アリオス!!大丈夫?!」
「アリオスゥゥー!うわぁぁぁん!」
レナとカノンだ。
レナは落ち着いてるようだが、カノンは号泣ものだ。
「カノン泣くんじゃないよ。俺はホラ、こんな元気だ!よーしよし。」
「だってぇえ~、グスッ。」
アリオスはそう言うと両腕をムンムンっと上げて元気なのをアピールし、カノンの頭を撫でた。
それを安心してかカノンは泣くのをやめた。
「レナも心配かけてすまなかった。」
「問題無いなら良かったわ。ソルから聞いた時はビックリしたけどね。」
「皆揃っているようだな・・・。アリオスも元気そうで何よりだ。」
そこにソルも戻って、5人顔を合わせた。
アルテラツゴウグ以来の5人の顔合わせだろうか。
「あぁ、ソル。色々と迷惑をかけた、ごめんな。」
「そう気にするな、知らない仲ではなかろう。」
「でも・・・、アリオスが倒れるなんて何があったの?それが気になるわ。」
アリオスがソルにひとまず礼を告げる。
そしてレナがアリオスに起こったことを気にしていたように口にそれを出した。
「・・・っと言うわけなんだ。俺にもよく分からないんだがな。どうにもリフレインと関係がありそうとは思う。」
4人にアリオスがフォランの滝で起きた事を話した。
黒騎士という男に襲われ、なぜかアリオスを殺さずその場から姿を消したこと。
5人は考えるが、正直なところ何1つ分からない状況だった。
悩みに悩む中、エリーナがその場に似合わない1つの提案をした。
「とりあえず、夕飯にでもしませんかぁ~。皆さんの分も用意してあるんですよぉ~。」
「え、良いの?それならお言葉に甘えようかしらね。」
「やったぁ、泣いちゃったらお腹ペコペコだよぉお。」
やれやれっと、いった風にアリオスとソルが頭を振る。
茶の間に移動するとテーブルには何やら、見たことが無いような料理ばかりが並んでいた。
カノンがまず手をつけてズズーっとスープにも近いものを飲んだ。
「へぇ~、美味しいねぇ!なんて言うのこれ!!」
「それは味噌汁って言うんですよぉ~。特別なおダシと味噌と言う調味料で味付けしてある、お吸い物なんです~。和と言う独特な料理なものでして、なかなか出回ってはいないんですよぉ~。」
「良いわねぇ、お味噌汁?作り方教えてもらっても良いかしら。」
「はい~、是非レナさんも作ってください~。味は個性が出ますから楽しみですねぇ~うふふ♪アリオスさんそれは肉じゃがって言ってぇ~・・・。」
他にも色々な和の料理が出され、5人は談笑しながら次のミッションに備えその日を終えた。
次回へ続く