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PSU日記 はたまた、何かのネタやら小説やら・・・!!
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ブログ主のリフレインですっ
主にPSU活動がメインだと思います!
他には下手糞なイラスト描いたりなんだり・・・。

1st:エヴァンジェ ヒュマ子AF
2nd:バーテックス ビス男FM
3rd:リフレイン  キャス子GM
4th:レナ・D・ウィンスレット ニュマ子MF

ユニバースは適当に遊んでます。
どうでも良いブログですが良かったら、見てくださると嬉しい限りですー!
いないとは思いますが、イラストの無断転載はおやめください。
何かあればコメントしてくださるとありがたいですっ
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2024/04/26 (Fri)
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2009/05/10 (Sun)

ーニューデイズ昇空殿・上層区ー

「くっ、すごい数だな。何体倒したか覚えてないぞ。くらえっ!」

そう言ってリーダーのアリオスが小型モンスターに向かって、ソードを大きく真横に振りながら斬り払った。
斬り払った小型モンスターはチリチリになり消滅した。

「結構多くて嫌になっちゃうわね。体力が持つかしら・・・。ラ・メギドッ!」

「こ、これってどこから沸いて出てるのっ?!倒して進んでも、またどんどん出てくるよっ。」

レナとカノンも自分の得意な武器を手に戦っていたが、次々沸いて出てくるモンスターの数に3人は手こずっていた。

アリオスは前衛系、ファイターで大型武器ソードを得意としている。
ソードは一般的に扱いが難しく、手馴れなファイターでもそうそう扱えるものはいない。
それを扱っているアリオスはベテランガーディアンとして風格を出している。

レナは後方支援系、テクターで長杖、ロッドと呼ばれる武器を使用。
空気中のフォトンをロッドに取り込むことによって、テクニックと言われる魔法を放つ。
回復テクニック、攻撃テクニックはレナにとってはお手の物で、味方の傷を癒したり、相手の弱点属性に合わせて戦うことを得意としている。

カノンは中距離型支援系、主に銃の扱いに長けている。
扱う銃はライフル、ショットガン、ツインハンドガン、グレネード。
どれもこれも威力は絶大、銃の弾はなくこちらもフォトンを取り込んで撃つ仕組みになっている。
外見は子供だが、一度その戦い方を見るとまさに別人のようだ。

「分からない・・・ったく、予想以上だな。二人とも気を引き締めていくぞっ!」

「おっけ、頑張って行きましょ。」

「そうだね!僕達ならやれるさっ。3人いれば怖くない!」

アリオスの言葉と共にレナとカノンは気合を入れなおした。

数時間前・・・

ーニューデイズ支部ブリーフィングルームー

そこにはアリオス含め、レナ、カノンの3人がいた。
オペレーターがミッション内容を説明するとのことだった。

「今回のミッション内容は暴走しているアルテラツゴウグの討伐です。アルテラツゴウグは光と闇の属性混合大型モンスターで、状況に応じて属性を変え攻撃も光と闇で異なる攻撃を行ってきます。討伐は容易なことではないでしょう。」

「ミッションの場所は昇空殿・上層区になります。今はなんとかアルテラツゴウグをそこに誘導し、ある空間に結界を張って留めています。ですが、結界の時間もそう長くは持たないでしょう。・・・何故アルテラツゴウグが暴走したか理由はまだ解明されていません。」

「又、道中に小型モンスター、中型モンスターが出没し行く手を妨害される場合もあると思います。非常に危険なミッションですが、なんとしても暴走しているアルテラツゴウグを討伐して下さい。」

「それと近頃ガーディアンズを襲撃する事件が多発してます。そちらの方にも十分に注意して下さい。・・・どうかお気をつけて。それでは、皆さんに星霊のご加護がありますように。」


そうミッション内容をアリオス達は聞いていた。
だが、小型モンスター、中型モンスターが出てくることは頭に入れていたが、モンスターの数が通常より倍ちかく沸いて出てくるのだ。
いくら数多くの修羅場を潜り抜けてきたガーディアンと言えど、体力の限界もある。

しかし立ち止まってはいられない・・・。
暴走しているアルテラツゴウグが結界を破ってニューデイズの街へ向かえば混乱は免れない。
建物が破壊され、関係ない人達まで巻き込み、尊い命が犠牲になるのは決して許されることではない・・・。
アルテラツゴウグが暴走した理由が気になるが、理由が分からない以上討伐せざるをえない。

「ハァ・・・ハァ・・・、もう少しだな。二人とも大丈夫か?」

もうかなりアルテラツゴウグが閉じ込められている空間まで近づいた時、アリオスが心配して二人に声をかけた。

「・・・はふぅ、なんとかね。でも、こんなに大変なミッションは久しぶり。」

「ぼ、僕もう駄目かもぉ・・・、うぅ。」

レナはまだまだ余裕がありそうだったが、カノンの疲労が限界のようだった。
カノンは大の字に地面に突っ伏しており息が切れていた。

「申し訳ないが、レナ。レスタをかけてくれないか?それで大分持つだろう。」

アリオスからの願いを、レナはすぐに返答した。

「えぇ、大丈夫。二人ともじっとしててね・・・。テクニック、レスタッ!」

そう言った途端、3人の体中の疲労感が消えていくのが分かった。
レスタとは、疲労と傷、またメンタル面を治癒できるテクニック。
テクニックを使用できるレナがいなければここでお陀仏と言ったところだろう。

「いやっほぉ、さすがレナだねぇっ!もう疲れが吹き飛んじゃったっ。」

「調子にのらないそこ。・・・全くどこまでも可愛い子なんだから。」

カノンの先程まで辛そうな顔が一変して元気になった。
それはもう可愛いくらいの元気な子供にように。

「レナ、ありがとうな。おかげで助かった。これでアルテラツゴウグを討伐できる。」

「全然構わないわ。3人ともお陀仏なんてしたくないしね、クスクス。」

アリオスもレナにお礼を言うと3人は先にある円形状のワープゲートを見つめた。
きっと、あのワープ先にアルテラツゴウグがいるのだ。

「じゃあ、準備は良いか?アルテラツゴウグを討伐するっ!」

『了解っ』

アリオスの合図と共にワープゲートに乗り、瞬時にして瞬間移動したかのように3人が消える。

キュイーン

3人がワープした大空間の先には何もいなかった。

「あっれ、どこにいるの・・・。いないよね?」

カノンが目をパチクリとしてキョロキョロする。
・・・が、いないわけではなかった。

『ギュオォオオオーンッ!!』

突如頭上から咆哮が聞こえ大型モンスター、ディ・ラガンよりもさらに大きいアルテラツゴウグが空を飛んでいた。
2つの頭を持っており、片方が闇、片方が光という反則的な属性を持つモンスター。
外見上は龍と言った方が好ましい。

「ひっ、あんなのと戦うの・・・?!ちょ、ちょっと大きすぎない!?」

「こいつを討伐しないと街の皆が危ないんだ・・・。しっかりしろカノン!レナ、支援頼むぞっ!」

「あのアルテラツゴウグ・・・。ううん、今は仕方ない。ごめんなさい、あなたを倒させてもらいます。」

カノンに激を飛ばし、レナにサポートを指示するアリオス。
レナはアルテラツゴウグから何かを感じていたようだったが、今は討伐が先だった。

アルテラツゴウグが3人を見つけ、下へ降りてくる。
地面が揺らぐほどの衝撃と共に3人の目の前まできた。
アリオス達が武器を構えいざ動こうとした時、突如別の方角からワープしてきた2人がいた。

「あん?先客がいたのか・・・。まぁ、良い。目的は同じようだな?」

「あらぁ~、どうして私達以外にも人がいるんでしょ~~?」

そこには少年ビーストと、女性ヒューマンが武器を構えて立っていた。
 

中編へ続く

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